イラレの基本。カラーパネルの使い方についてどこよりも詳しく!

イラストレーター
RGBとか、CMYKとか、色の三原色とか、その他諸々、色の原点的なお話については、
よそでもうすでにこれでもか!ってくらい解説してるサイトやブログが溢れてると思うので、
ここではその辺りは省いて、イラレの具体的な色の作り方について詳しくみていきたいと思います。


カラーパネル



RGB,CMYKのスライダーでは、各色の配合で色をつくることができます。
直接テキストボックスに入力することもできるし、カラースライダーを動かして入力することも可能です。
シフトキーを押しながらカラースライダーを動かすと、各色の配合比率を保ったまま、濃くしたり薄くしたりなど、色を調節することができます。

テキストのダイヤログボックスは、Shift+↑キー or ↓キー を押すと、10%刻みで配合を変えることが可能。(これ便利!)


立方体のマークに注目!



◯で囲まれた部分(立方体のマーク)がありますが
これは特にRGBの場合によく使うもので、Webセーフカラーに制限する場合には、ここをクリック。
すると、キリの良い数字に変わり、Web制作で使う16進数カラーコードが表示されます。


ビックリマークに注目!



◯で囲まれた部分(三角形の中にビックリマーク)がありますが
これは色域外警告で、CMYKでは出ない色の場合はこの警告が出ます。
クリックすると、CMYKでも表現可能な色に変化します。

カラーパネルのメニューから出す、「反転」と「補色」


反転は、↓のように、RGB、CMYKの各色の白と黒の情報をネガポジの反転をした色。



補色は、↓のように、明度と彩度はそのままに、色相だけを180度反対にひっくり返した色。




カラーパネルは、感覚的に色を選ぶことはもちろん、
複数色使うときにちぐはぐな色印象にならないために、補色や反転を使って色を組み合わせる、なんてこともできる優れたパレットです。

言葉で「色」と言ってしまえばそれまでですが、
イラストレーターでは、色に関しても目的に応じて細かく設定ことができるので、マスターすれば、色に迷わなくなるはずですよ。